『佐田駄わんぬ』さんについてご紹介します！

商業雑誌でデビューを目指して活動しています。

小学生の頃から自由気ままに描き始めていました。
描き始めたキッカケは父親の持っていた「犬夜叉」を読んだことです。
ですが、本格的に学ぼうと描き始めたのは高校3年の時でした。

「ドロヘドロ」や「チェンソーマン」「アイシールド21」など好きな作品は多々ありますが、その中のひとつである「青の祓魔師」は自分の作品に影響が出たほどに好きです。
キッカケは初めて漫画を描く際、コマ割りや描き方を参考にするため読み始めたからでした。 特に京都不浄王編が好きで、今でも何度も読み返しています。

藤本タツキ先生、たらちねジョン先生、椿いづみ先生とたくさんいらっしゃいますが、その中でも村田雄介先生は恐ろしいくらい尊敬しています。

私はアクションシーンを描くのが苦手で、何度か作品を参考にさせていただいたのですが「ここの線を描いたらいいのか！」や「こんな描き方があるのか！」と驚いた事が数えきれないくらいありました。

また、「アイシールド21」では効果線だけでなく土煙の描写だけで迫力ある画面を作り出せる事を知り、本当に驚きました。他にも印象的な画面はたくさんあって「こんな画面を描けるなんて本当にすごい」と今でも読むたび思います

基礎は専門学校で学びました。
今は単行本や、今ついてくださっている担当さんの意見、また専門時代に知り合った友人と意見を出し合いながら勉強しています。

特に私にとって強い影響を出したのは、漫画を描いている友人の意見を聞く事です。
ストーリーの流れやキャラクター、セリフやモノローグの多さ等、客観的な意見もそうですが描く側からの意見も知る事ができてとても勉強になっています。

そして勉強法なのかどうかは分かりませんが、持ち込みを初めてした時から持ち運びしやすいノートに担当さんや友人の意見をまとめています。
あとから読み返すと「また同じことで失敗しているな」「ここは成長したな」と再確認できるので結構役に立っています。

アナログです。

特にありませんが、消しゴムは100均の大容量消しゴムをずっと使っています。

女キャラクターの外見や中身をこだわっている時があります。
またそのキャラクターに対しテーマを持っている時もあります。

「聖ファンクラブ」を描いた時、メインヒロインのまりあには「神格化された女性が転落し、そのありさまを信者たちの記憶に残す」というテーマが制作当初ありました。
作品全体にもテーマはありますが、キャラクターにも業に近いテーマを持たせている時があるので、そういう所もほのかに感じていただけたらなと思います。

「ロングウルフカットの女キャラクターが描きたい！あわよくば高嶺の花！」この感情によって生まれました。
また、この作品を描くまで3年ほどブランクがあったのでそのリハビリも兼ねて描きました。

ジャンプルーキーに投稿している「地球の探索者」という作品に登場するアリクイ「つなぎ」がお気に入りです。
また基礎を学び、初めて描いた8p漫画なのでとても思い出深い作品です。

金銭面です。
お金があれば漫画を描く時間は増えるし、参考にできる漫画や資料の本だって買えるし、展示会や美術館だっていろんな所に行く事ができます。

私生活すらあやふやな時点で漫画に集中するのは難しいですしストレスが溜まります。
「あの時お金があれば」の後悔が募るばかりですが、これから自分の力でなんとかできるようになればと思っています。

32pネームの場合、早くて4日遅くて2週間以上かかります。下書きはペン入れと同時にしており2〜3週間ほどじゃないかと思います。トーンはほぼ使わないのでトーン作業はすぐ終わります。
基本的に全ての工程を1ヶ月程度で終わらせようとしていますが、体調やその時の感情に左右される事が多いのでもっと長引く場合もあります。

実際、50pある「聖ファンクラブ」は構想はすぐ終わったもののネームから完成まで1年程かかりました。

寝る、散歩をする、絵を描く、料理するのどれかをしています。
寝る時はもうそろそろ作業が行き詰まりそうな時が多いです。寝て起きた時、違う観点から考え直す事ができるしいい休息になるからです。

散歩は足を動かすため、外の空気を吸うためにしています。また海が近いのでよく海に行くんですが、海に行くと新しい漫画のネタを思いつきやすいのでそのためにも散歩をします。
絵を描く、料理する、は好きで楽しいからしています

漫画家になる

いつもいつも本当にありがとうございます！これからも作品を公表していくので読んでくだされば嬉しいです！