チアコミちゃん

こんにちは!
漫画を描いている人を全力応援!「チアコミ!」です!

この記事は、
前回の記事「【マンガ初心者必見!】背景を描くのは怖くない!便利な背景作画術をご紹介」の続きになっていますので、まずはこちらをぜひご覧ください!

コンテンツ
【マンガ初心者必見!】背景を描くのは怖くない!便利な背景作画術をご紹介

「3D素材の利点を活かしつつ、もっとオリジナリティを出したい!」
「望んでいるロケーションの素材が無い!」

そんな方は、いっそ自分で3DCGの背景素材を作ってみませんか?

というわけで、簡単に扱える物から本格的な物まで…
おすすめの3DCG作成ソフト・モデリングソフトを紹介していきます!

部屋を作るなら!


『Home Design 3D』

『Home Design 3D』は間取り作成や家具配置ができる無料アプリ。

‎Home Design 3D
‎Home Design 3D
Developer: Anuman
Price: Free+
Unknown app
Unknown app
Developer: Anuman
Price: Free

家具やドアなどのパーツも多数揃っているので、幅広いカスタマイズが可能です。
スマホで直感的に操作できるので、「お試しで3DCGに触れてみようかな」という方には特におすすめ!

左のオブジェクト一覧からドラッグして直接配置できる。

配置した3Dモデルをデータとして出力する機能は無いので、
漫画に使用する際はアプリ画面のスクリーンショット画像を漫画ソフトに取り込み、トレースや線画抽出などをして活用しましょう!

無料で脅威のクオリティ!


『unreal engine4』

こちらのソフトは、チアコミでもご紹介させていただいた「桜 荘司」さんも愛用されているそうです!

クリエイター紹介
『桜 荘司』さんについてご紹介します!

『unreal engine4』は、3Dゲーム開発に便利な機能が揃った無料のゲームエンジン。

なぜゲーム開発用のソフトをここで紹介するかというと、
漫画の背景制作にも大活躍できるソフトだからです!

Unreal Engine: 最高にパワフルな 3D 制作プラットフォーム

https://www.unrealengine.com/ja/

実際に、『黒子のバスケ』の作者 藤巻忠俊先生が週刊少年ジャンプにて、
読切作品『キルアオハル』の背景制作にunreal engine4を使用したことで話題になりました。

また、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の浅野いにお先生もご自身の作品にこのソフトをご活用されています!

草原や部屋の床といったフィールド素材に、家具や木々、岩場などの豊富なパーツ素材を配置していくのがunreal engine4の基本的な使い方。
もちろんパーツ配置済みのレイアウトも多数用意されています。
オリジナルの部屋や学校、森や草原、ファンタジー世界の街並みなどなど…様々なロケーションを自由自在に作成する事ができるんです!

このソフトでまず自分の理想の街を作り、そこを舞台にしたストーリーを想像していく…なんて使い方も面白そうですね!

ただし、快適な動作を求める場合必要なPCのスペックは高めなので注意!

3Dモデリングにチャレンジ!

自作キャラのアイテムや乗り物、オリジナルの建造物など…
普通のアプリやソフトには用意されてない物を3Dで活用したい時は、
自分で一からモデリングにチャレンジしてみましょう!
一からモデリング、と言ってもいきなり高価なソフトを買う必要はありません。
無料でモデリングできるソフトも多数あるんです!
今回はその中から代表的なものを抜粋して紹介します。

とにかく自由に作りたい!


『Blender』

『Blender』は完全無料の3Dモデリングソフトとしてトップレベルの知名度を誇ります。
あの『シン・エヴァンゲリオン』の制作に用いられたりなど、プロの現場でも使用されているほど!

近年の3Dモデリング需要の高まりもあって、youtubeなどで使い方講座が多数あるというのも大きな利点。

注意するべき点は、操作方法に多少癖があり、習得に時間がかかるという事。
機能もかなり豊富なので、使いこなせるようになるには一朝一夕ではいかないかも…。

ただ逆に考えると習得さえしてしまえばプロ級の多機能ソフトを完全無料で扱える訳で、
コスパはかなり高いですよね!
勉強熱心な方には特におすすめしたいソフトです!

まるで粘土!?『Sculptris』

『Sculptris』はスカルプトモデリングの入門にぴったりな無料ソフト。

Sculptris トップ|株式会社オーク

https://oakcorp.net/pixologic/sculptris/

「スカルプトモデリング」というのは、sculpt(彫刻)の文字通り
「粘土をこね、彫刻するかのように直感的な操作で行う」モデリングの事。
生物感のある造形や、自然物を表現したいときには最適!
逆に建築物などの直線的な表現は苦手なので、そういう物を作りたい際は
Blenderのようなポリゴンモデリング(点を打ち、線と面で表現するモデリング方法)の3Dソフトを使用しましょう。
自分の作成したいものに応じてモデリング方法を使い分けられるようになると、表現の幅が広がりますよ!

最後に

いかがでしたでしょうか!
3DCG技術は今や、一昔前より遥かに手を出しやすい分野になりました。
今回は背景制作に絞ってご紹介しましたが、
例えば人体の3Dモデルを参考にしてキャラクターのアクションを描いたり、
ロボットや乗り物の機体をモデリングして作画時間を短縮したりと、
漫画やイラストへの活用方法は様々です。
使い方によって幅広い表現方法が可能になるので、身に付けておいて損はない技術ですね!

チアコミちゃん

チアコミは3DCG作品を活用した作品もお待ちしています!

それでは!
良い漫画ライフを!🖐✨

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です