クリエイターNo.35
三鹿灯
さん
クリエイターNo.35
三鹿灯
さん
プロフィール・経歴
主に電子書籍サイト様でホラーを取り扱った作品を掲載いただいております。ただいまComicSAGA様より都市伝説や妖怪をテーマにした「生譚祭」連載中、七彩社様より尾道を舞台にしたホラー読み切り「奇譚街」配信中です!suzuriにて不穏な模様たちのオリジナルグッズも販売しております。SNSでも読める不思議な短編漫画など多数ありますのでぜひ覗いていってください。
三鹿灯さんの活動 webサイト・SNSアカウント
三鹿灯さんへインタビュー
今の創作活動の目的は何でしょうか?
怖いお話で紙の本を出せたらなぁと思っています。
漫画を描き始めたのはいつ頃ですか?
小学生の頃から漫画の真似事はしていましたが、一本の話を完成させることができたのはデザイン系高校の卒業制作時が初めてでした。
好きな作品は何でしょうか?
五十嵐大介先生の「魔女」と「SARU」が大好きです。圧倒的な造形力で描かれる自然のモノや神、魔女たちに息を呑みページをめくりました。
尊敬する漫画家さんは誰でしょうか?
五十嵐大介先生、水木しげる先生、松本零士先生です。
御三方とも紙で見たときの質量とキャラクターの表情、人智の及ばないナニかを描く際の線引きに心躍ります。
漫画の書き方はどこから勉強しましたか?
原稿用紙の使い方以外は全く勉強しておらず独学です。(そのためコマ割りが特異になってしまっています…)
その代わりに好きな漫画を何度も何度も読み返すことと、映画をただひたすらたくさん見ていました。映画をたくさん見ることで漫画の中のカメラワークが多彩になるような気がします。
作画はデジタルとアナログどちらでしょうか?
デジタルとアナログ両方使います。作風によって変えています
使用されているソフトは何でしょうか?
クリップスタジオ 何と言っても汎用性がすごいです
制作においてこだわりのアイテムはありますか?
アナログ作画の際はボールペンを多用しています。メインで使うのはuni-ball SignoDXの0.28です。
自分の作品で注目してもらいたいポイントは何でしょうか?
人物の表情、目の描写です。
作品が生まれたきっかけを教えてください。
広島の片田舎から映画を見にいくときに何度も乗った電車の中で浮かんだ話です。幽霊のようなものがずっと座っている席があり、なにを見ているのかずっと想像していたことが元になっています。
なんと…ご自身の体験が元になっていたんですね!
ご自身の作品でお気に入りのキャラは誰でしょうか?
初めてTwitterにあげた漫画「夜と朝の子よあけの子」のキャラクターたちがお気に入りです。朝・夜・夜明けの擬人化(?)として落とし込んで楽しんで描けた子たちです。Twitterやpixivでも読めるのでぜひご一読ください。
今まで漫画で一番苦労されたことは何でしょう?
アナログで原稿をやるとどこまでも描き込めてしまうので利腕が重度の腱鞘炎になり、ペンを腕にくくりつけて過ごしていた時がシンプルに不便で苦労しました
それはかなり大変ですね……!
作品が完成するまでにどのくらいの時間がかかりますか?
ネームが最低でも二週間ほどかかってしまうのですが、作画は二週間で30ページほど描けるので、1ヶ月の半分はお話を考えて、残り半分で作画を進めるようになっています。
漫画作業に疲れた時のリフレッシュ方法はありますか?
趣味のお絵かきをするか煙草で気分を切り替えています。
将来の目標を教えて下さい!
いつか「あなたの漫画を読んでトイレに行けなくなりました」と言っていただけるくらい怖い話を描いてみたいです。
ご回答ありがとうございました!
最後に何か一言お願いします!
漫画や絵を目に留めていただいてありがとうございます。怖い話や綺麗なものを楽しめるうちはいろんなことが大丈夫、と信じてなんとかやっていっておりますので、今後も怖い話や綺麗なものをお届けできるよう精進してまいります。今後とも何卒よろしくお願いいたします。